旋盤、フライス盤の据え付け台はできるだけお金と手間をかけずに作るという方針で以下のように設計。

  • 柱は90X90の防腐処理済みの松材とする。本来はアウトドア用。理由は一番安いから。なぜか防腐処理なしの安いこのサイズの材木が売ってない。
  • 梁は90X45の建築用松材。いわゆるツーバイフォーです。これは安いです。
  • 天板はt16で2400X600のMDFを売ってたので、これを2枚重ねにする。もっと厚いt32も売ってるんだけど、大きすぎて私の車では運べない。ベニヤは高いのでやめ。
  • キャスターを付けて動かせるようにする。かみさんに邪魔だといわれないための工夫である。

高さが一番問題らしいのですが一応、旋盤は主軸の中心、フライス盤は一番よく使うホイールが肘の高さより少し高めに来るように決めました。私は身長182cmなのでかなり高めだと思います。

I wanted to make benches for lathe and mill easily and cheaply. I designed them as follows:

  • Columns to be 90X90 treated pine. I could not found untreated timber of this size with reasonable price.
  • Beams to be 90X45 pine.
  • I found 600X2400 t16 MDF. 600 is just the size I wanted. I will ply two of them for bench tops. There were t32 MDF on the market, but it was in large size only and I could not transport it by my car.
  • Casters to be installed for easy movement.

Hight would be the most important dimension for this kind of bench for comfortable operation. I chose lathe bench hight so that the centre of spindle came to at my elbow hight. For mill bench I chose made it as most frequently used wheel came to my elbow hight. The design is based on my high 182cm.

 

I cut all timbers to size by a mitre saw. It finished very quickly. Really the mitre saw is useful. It would be best A$78 I spent.

材木をマイターソーでガンガン切ります。あっという間に切り終わり。たったA$78のマイターソーにしては役に立ちすぎだなー。なんていい買い物をしたんだろう。

I cut 600W MDF’s also by the mitre saw cutting twice from both sides. It should be done by circular saw, but I did not have one.

天板のMDFは奥行き600mmはそのまま使用できるので楽です。長さ方向を切らなけらばいけないんですが手で切るのはやる気が起こらんし、わざわざこのために電動丸のこを買う気はしないので、マイターソーで真中から2回ずつ切りました。

Legs and cross members were fixed by M10 bolts.

脚と横梁はM10のボルト締めとしました。なぜかオーストラリアでは、メトリックのボルトはインチサイズのボルトより高いんですよ。一応メトリックが国の標準になってるはずなのに実にけしからん。メトリックの道具しか持ってないので高くてもメトリックを買いました。それにインチサイズのわけのわからん分数を見ると頭が痛くなるのです。一体どういう神経の人間があのようなばかげたシステムを考案できたのか全く私の理解超えています。ところがところがです。M10の頭のサイズは日本では17mmが標準だったはずですが、こちらでは16mmでした。16mmなんて日本で見たことないぞ!結局16mmのソケットを手配することに。せっかくメトリック買ったのに意味ないじゃん。

Benches are under assembly. Recently I use AC electric screw driver. I had been sick of flat batteries of battery screw drivers. Any time I want to use those all batteries are flat.
If you see carefully the columns, they are not parallel. All timbers have some sort of warpage. Woodwork means make things considering or overcoming warpages, I think. However I am not much experienced in woodwork, and stuck.

まあ、こんな風に組み立てていきました。
ところで、電動ドライバーですが、必要な時にいつも電池が上がっている充電式にはいい加減うんざり。最近は交流式を愛用しています。電池の心配はいらないし、電池式よりはるかに強力です。しかも安い!
ところが、この写真をよく見るとわかるんですが、脚が平行になって無い!木材は真っ直ぐってことはないわけでそれを考慮しながらやるのが木工なんでしょうが、木工に経験のあまりない私は途方に暮れたわけです。木工も難しいもんだなー。

I do not know this is right way or not, but what I did is made a thin wedge from a piece of plywood and drove it in to collect the error. .

まあ、これが正しい方法かどうかわからんのですが、ベニヤから作ったくさびを打ち込んで傾きを修整しました。

The amount of collection was not small.

このくらい、くさびを入れる必要がありました。結構な修整量であります。いい材料を使っていればそんなに狂っていることはないいんでしょうが、安い木を使っているのでしょうがない。


 

 
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