フレームの端梁なんですが、重量を稼ぐためにホワイトメタルの鋳造にしようと思っています。そのためのマスターを作ります。下の図面のような代物でかなりややこしい形になりました。端面が真っ直ぐなタイプもあるのですがそれじゃ面白くないので、カーブを付けます。カーブを付けるのも難しそうだなー。

I made the master from MDF and 1.5mm styrene sheets. At first cut grooves A, B, C to upper MDF material. I cut B and C with 12.7mm end-mill and A with 19mm end mill. Cut grooves with home made router table. The material should be large enough for safety.

マスターの材料はMDFと1.5mmスチロールです。まず、上部MDFのA、B、C部の溝をラウターで掘ります。A部は19mm、B、C部は12.7mmのエンドミルを使用。自作のラウターテーブルを使って大きい板のまま切ります。小さく切ってからでは危険です。

Cutting groove B and C.

溝B、Cのカット。

Cut unnecessary part by mitre-saw.

マイターソーで不要部分をカット。こういうものを使い始めると、手工具を使う気がなくなります。1秒で切れます。

I glued lower part from router-cut MDF. The material with arrow will be a support for hand routing in later stage.

下半分はMDFをラウター加工した物を貼り付けます。矢印の部材は後でラウター加工をするときのサポートです。

1.5mm styrene sheets added.

1.5mmスチロールを貼ります。

I made a template for curve cutting from a piece of plywood . I roughly cut unnecessary parts by chisel to minimise routing amount.

前端カットのためのテンプレートをベニヤで作りタッピングビスで固定。ラウターで削る部分はできるだけ小さくしたほうがいいので、鑿で削っておきます。

My shape-copying bit did not have enough length. So I cut in two stages.

倣いビットの長さが足りないので二回に分けて削ります。前端カットのためのテンプレートをベニヤで作りタッピングビスで固定。

Second cut finished.

二回目の切削完了。

The template removed and unnecessary part cut.

テンプレートを外し、不要部分をカットします。

While I was cutting unnecessary styrene parts the MDF broken. Actually the MDF was broken a couple of times when I cut curvature. MDF tends to peel in laminar and may not be good material for this purpose.

不要なスチロール部分をカット中にMDFが折れてしまった。実は、ラウターで曲線部分をカット中にも何度か折れてます。MDFは層になって剥がれるのでこのような用途には向かないかもしれません。でも、適当な材料が無いなー。

I bonded 0.14mm thin styrene sheet at the curved face. It is much easier than putty finishing.

曲線部分には0.14mmのスチロールシートを貼りつけました。パテで、MDFの目を埋めるよりずっと楽です。

Extended dummy coupler base was made from 2X4mm styrene and added to finish the master.

朝顔カプラー取り付け部の出っ張りを２X4のスチロールで作って取り付け、マスター完成です。結構でかいのでまともに鋳造できるか不安です。多分ひけが出ると思うんですが。