先日カラッサという西オーストラリアにある某所にトラブル対応で行ってきました。グーグルマップのここです。シドニーから飛行機で6〜7時間、時差2時間です。ここは、いままでいったオーストラリア内では一番「地の果て」って感じのするところです。この土地がすごいんですよ。赤い岩がごろごろしているばかり。この写真は何も工事で積み上げられたりした岩出はありません。自然のままです。遠くに見える丘も全部こんな岩ごろごろ地帯です。要は使い道が無い。牧場も農場も全くありません。ただし沖合で天然ガス採れるのと、内陸で鉄鉱石が採れるのでその関係の設備があるだけです。

これが天然ガスの液化プラントです。

液化天然ガスの巨大な貯蔵タンク。以前はほとんど日本向けだったようですが、今はシナ向けが多いそうです。

矢印のあたりは一面塩田です。やたら広いです。グーグルマップの航空写真で見ると塩田はよくわかります。

鉄鉱石運搬列車です。サイトに行く時、並行している線路に止まっていたのでオドメータで長さを測ったら2Km以上ありました。鉄鉱石を列車から下ろすには貨車ごとカーダンパーっていうのでひっくり返します。以前、来たときにカーダンパーは詳細に見たことがあります。貨車の連結器は回転できるようになっており、数台ずつ、ぶちまけていきます。

宿泊した、カラッサ・インターナショナル・ホテルです。インターナショナルっていったて、ただの田舎のモーテルですが。屋根がトタン葺きですね。このへんはよくサイクロンに襲われるので瓦は飛んでしまうそうです。瓦屋根はあまり見掛けません。

なお、こんな地の果てでも、石油高騰の折から、天然ガス増産で人も増え、住宅不足で一戸建ては7000万円くらいするということです。とんでもない値段だな。シドニーの1.5倍以上か?

こういうところで働くと、やたらに給料はいいわけで、数年働けば家が建つって感じですね。パースに一億円以上の家を持ってる人も当たり前にいるそうです。

空港の駐車場ですがやたら四駆ばっか。リアル四駆ワールドであります。

いよいよ、オーストラリアで食い詰めたら、こういうところで数年働くのも手であります。ほんとに何にもないのでどれだけ持つかわかりませんが?


 

 
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