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私の経験した範囲のことを気が向いたときに書いて行きます。ここで書くことは私の狭い経験の範囲内ですので、オーストラリア全体にはどこまで当てはまるかわかりません。

12/08/2006

中国製の衝撃

つい先だってBig Wと言うディスカウントストアーに行った時、たまたま電動工具のセールをやってました。左のスライド付きマイターソー(1800W)がなんとA$78。近々ベランダの張替えをしなければいけないので、買ってしまいました。棚板の寸法づめに使って見たんですが、めちゃ楽できれいに切れます。
またその下のボール盤(350W)も驚きのA$30でした。 今までは一番下に示したような30年物の日曜大工セットの物を使っていたので、即購入。 ちなみに今日のレートは A$1=89円です。
もちろん中国製。現地仕入れ値は1/3位じゃないのかなー?とすると人件費は事実上0?それにしてもどうしてこんなにべらぼうな安さでできるのか?いつまでこの安さは続くんでしょうか?いずれ人民元のレートも上がるだろうし、人民の給料も上がるでしょう。中華バブルもいつまで持つかわからないし、この手の物は今が買い時かもしれません。これからも安い物を見つけたらどんどん買う予定です。人民の奴隷労働の成果を搾取するのは今です!
品質はどうせ中国製ですから良いわきゃありません。角度の目盛りなんか初めからずれていたし。でも道楽でたまに使うんなら充分です。

10/08/2006

バスの乗れたら天才

ここシドニーでバスを利用するのは異常に難しいです。まあバスってほとんど使ったこと無いんですが。まず、小さなバス停にはBus Stopって書いてあるだけで、時刻表はおろか行き先表示すらありません。始めての人がいきなり利用するのはほとんど不可能です。時刻はどうすればわかるのかと言うとバスの運ちゃんに時刻表をもらえということになります。いつくるかわからんバスの運ちゃんからどうやってもらえって言うんじゃい?そもそもバスのルートをどうやって知ったらいいんじゃい?謎です。まあ今はネットで検索すればわかりますが、以前はどうやってたんだろう?大体お客に乗ってもらおうって気があるのかいな?
政府は省エネのために公共交通機関を使いましょうなんてキャンペーンをやってるけど、こんな状態じゃ全然使おうって気が起き無いんだけど。いつもの事だけど、どっかやる事が抜けてるね。

10/08/2006

イスラム専用お祈り部屋

今日2GBというお気に入りのデムパラジオを聞いてたら、某公立病院にイスラム教徒専用のお祈り部屋が作られたと言うことで、その病院長に激しく突っ込みを入れてました。オーストラリアはもともとキリスト教国と言うことになってるんで、大きな病院にはキリスト教のチャペルがあります。
プロテスタントとカソリックにも別々のお祈り部屋が用意されてるわけでも無いし、他の宗教、ユダヤとかヒンドゥーとか仏教とかのも全く無いのに、なぜイスラムだけ公共の金を使って別に作るのか?とラジオのパーソナリティーは院長を攻撃していました。院長は「決めたのは前の院長だし」とか逃げをうってまともな返答をしてませんでしたね。
この2GBはもともと反イスラム色を鮮明に出してる放送局で、事あるごとにイスラム教徒の協調性の無さ、身勝手な振る舞いを非難しています。最近のレバノン情勢でも、「いまや我々はみなユダヤじ〜〜ん」てな乗りで、イスラエルの肩を露骨に持ってますし。日本のメディアの退屈な報道に比べるとこのデムパぶりはなかなか面白いです。

10/08/2006

バス運行停止

先日ラジオを聞いていたら、シドニーの郊外の某町のバスの運行が止まるかもしれないと言う報道をしていました。
どういうことかというと、フットボールほども大きさのある岩がバスに向かって何度か投げられ、運転士が一人重症を負ったそうです。運転士組合は、この次そう言うことが起きたら、そのエリアでの乗務を拒否すると言う決定をしました。どうせ暇なアホ餓鬼どもがしたに決まってます。そのエリアの住人にはいい迷惑です。と言ってもそう言うことがまかり通るようなエリアにしてしまった住人にも責任があると思いますが。
実は某エリアとはマウント・ドゥルーイットと言ってある種有名なエリアです。プロの泥棒と、生活保護を悪用している連中がたくさん住んでいるそうで、かたぎのシドニー住人は、マウント・ドゥルーイットと聞いただけで警戒します。プロの組織化された泥棒はこのあたりか来ると言うのがなかば定説と化しています。もちろんかたぎの衆はそのエリアには近づきません。まあ泥棒部落って感じかな?
ともかくシドニーには公共の物を無意味に破壊する(バンダリズムとよばれてます)アホ餓鬼どもが多くてとても腹が立ちます。

23/07/2006

先週Cobarという田舎町に行ってきたんですが、実は15年前にも行ったことがあります。そのとき、夜、町からちょっとはなれると路上に兎がたくさんいました。アスファルトが熱を吸収し夜暖かいので路上に群がってくると言うことでした。こいつらはやけにアホな動物で車が来ると道路の外に逃げるのではなく、車の進行方向に逃げます。結果、夜は兎を車で蹴散らしながら走ることになります。まあ兎は小さいので跳ね飛ばすわけではなくて、車の下にもぐりこみ、サスかなんかに当たって昇天することになります。兎をよけるために急ブレーキをかけたり、回避動作をすると危険なので、跳ね飛ばしながら走るのが正しい作法です。跳ね飛ばしてもカンガルーみたいに車にダメージはありませんし、兎はもともと害獣なので誰も気にしません。
ということで夜の道路は兎の死屍累々でした。朝になるとこれらの死体はきれいに無くなってしまいます。狐が掃除してくれるのです。狐は野生化し増えすぎた兎を駆除するために導入されてと言うことです。また兎は暇な田舎町の住人の格好の射的の的にもなってました。
今回もちょっと星を見ようと思って夜中に町を出て見ました。驚いたことに兎を一匹も見ませんでした。どうしたのでしょう?駆除されてしまったのでしょうか?
星の方はとてもよく見えました。アンドロメダの大星雲もマゼラン雲も裸眼で見えました。でも南の空って北の空に比べるといまいち面白くないんですよね。Sydneyでも15年前は庭から天の川くらいは見えたものですが、今はほとんど見なくなってしまいました。
夜に田舎道を走る酔狂な人間はいないらしく、町を出てから帰ってくるまで30分以上1台も車に出会いませんでした。

12/06/2006

飲酒運転

オーストラリアでは酒酔い運転は有りです。血中濃度0.05(単位は良く覚えていないが多分mg/dl)以下ならOKです。これ以下に抑えるには375ml(スタビと言うサイズです。)のビールを1時間に1本までならOKと言われてます。私はもっと飲みたいので車を運転するときはライトビールにしています。これなら2倍飲めます。まあビールだとコントロールしやすいんですが、ワインになるとやばいです。どれだけ飲んだか覚えてられない。

で飲酒運転の取り締まりなんですが、一度朝の10時ごろにぶち当たったことがあります。朝から酔っ払って運転してるやつがいるのか?税金の無駄遣いでしょう。何を考えているのやら。

12/06/2006

Bloody Hell

オーストラリア人が良く口にする言葉ですが、これは「なんてこった」って感じかな。オーストラリア人はなんにでもBloodyをつけます。ただ単に強調するだけの意味しかありませんが。アメリカ人が多用するf**kingと同じ感じかな?でもf**kingよりはるかにましであります。

と言うことでBloodyを付けると英語が俄然オーストラリアっぽくなります。
こちらでも f**king を使う人はいますが、下層階級以外は使わないので、オーストラリアでは使わないように気をつけましょう。って言うかf**kingなんてBloody Americaでも使わないほうがいいと思いますが。

12/06/2006

Queens Birthday

6月の第二月曜日は女王誕生日でオーストラリアの祝日です。(; ̄ー ̄)...ン? ってことは毎年誕生日がかわる?エリザベス女王の誕生日って4月21日のはずなんだが?どうして6月なんだろう?まあ正確な日付はどうでも良くて祝日が増えることがいいことなんですが。
オーストラリアではたまに立憲君主制を廃止して、共和制に移行しようという動きがでてきます。幸い現在まで全て否決されました。ちなみに私は共和制には反対です(選挙権はありませんが。)。祝日が減るというだけの理由ではなく、私はオーストラリアの社会が常識というものが機能しない訴訟万能のアメリカ型社会になるのをかろうじて防いでいるのがイギリスから受け継いできた伝統だと思っているからです。共和制への移行は伝統を破壊し、アメリカ化を加速すると危惧するからです。
「Judge Judie」とかいう、アメリカの裁判番組をテレビでやってましたが、これは本物の簡易裁判をテレビショウ化したもので、そこで行われている裁判(全部本物)のばかばかしさには心底あきれ果てました。常識というものが当事者にほんのひとかけらでもあれば解決するようなものばかりでした。あのような住みにくい社会にしてはいけません。常識とは伝統そのものだと思っています。伝統を否定したアメリカに常識が無いのは当然です。
一般的にはオーストラリア人はアメリカ人が嫌いです。Bloody Americansであります。

11/04/2006

速度制限

日本に出張で行ったときタクシー乗ると、全然制限速度を守らないんですね。某地方都市で高架の自動車専用道路を60Kmオーバーですっ飛んで行ったのには驚いてしまいました。しかしこの自動車専用道路の制限速度が40Kmだったのにはもっと驚いた。人が飛び出してくるはずも無い自動車専用道路の制限速度がどうやったら40Kmになるんじゃい?100Kmでかっとんで行ったタクシードライバーの方が絶対に正しい。日本にいたときから思っていたんだけど、どうして日本の速度制限ってーのはあんなに無意味に低いのか?警察の取り締まりノルマを簡単に達成できるようにこんなアホな制限をしているんだろうが、こんなことをしていてはドライバーの順法精神を破壊しているだけだ。誰もあんなものは守らなくていいと思うようになるのは当たり前。法律なんか守らんでいいという訓練をしているとしか思えません。下らん標語の看板なんか立てるより、もっとまともな(普通に守れる)制限にしたほうがよっぽど事故は減るだろう。ところで交通標語ってのは本気でやってんですかね?本気でやってるとしたら救いようの無いアホだけど、多分なんか裏があるんでしょう。看板業者との癒着とか。

ところでオーストラリアの速度制限ははるかにまともです。基本的に歩行者の密度に反比例するように制限が設定されているようです。でも日本によくある20Km、30Kmと言う気違いじみた制限はありません。デフォは市外100Km、町中60Km、住宅街50km、学校の付近40Km(ただし、通学時間帯のみ、学校が休みのときは適用外)です。幹線道路は市内でも70kmくらいですが、商店街の付近は60Kmになります。ちなみに私が通勤で使ってる市内幹線道路の制限は80Kmと90Kmです。と言うことで、こちらでは皆が20〜30Kmオーバーで流れているなんて状態は見たことありません。またアホな制限にはドライバーが文句をたれ、変更されることもあります。良く使う高速道路も以前90Kmでしたが、苦情が多く100Kmになりました。

誰も納得しない法律なんか守られるはずも無いのです。そして、多数が受け入れなければ、法律を変える。これが当たり前だと思うんですが。日本のアホな速度制限は、法治に対する重大な脅威です。

04/04/2006

離婚パック
遺言キット

最近ラジオでAustralian Divorce Packというものの宣伝を毎日やっています。これは離婚のための情報パックで、いわく、「このパックに従い必要な情報を集めておけば、弁護士の時間が節約できるので安く上がる。」、「いい離婚弁護士のリストも入ってます。」

いくらするのかは、ラジオでは言ってませんが、こんな物が商売になるほど離婚が多いと言うことでしょう。

以前は遺言キットの宣伝を良くやっていたのですが最近は聞きません、離婚の方が儲かるのでしょうか?遺言キットと言うのは、出来上がった書式の穴を埋めて行けば正式の遺言になる、弁護士も不要と言うものでした。

25/03/2006

泥棒

オーストラリアには泥棒が多いですねー。プロの泥棒は、トラックで乗りつけ10分ぐらいで家の物全部持ってくそうです。

どうでもいいような物もよくとられます。いま、家の門灯は取り外してあります。何でかというと、以前ベースごと盗まれたからです。その後、付け直したんですが、このとき、ベースをがっちりつけて簡単にとれないようにしました。次の朝に見るとベースしか見えません。本体は芝生の上に転がっていて、なんと中の電球だけ盗まれてました。せこいです。ベースが外れないので、電球だけ盗んでいったようです。ということで、もう門灯はつけないことにしました。

またあるときは、開けた覚えの無い庭の物置の戸が開いていました。何もとられていないと思っていたのですが、後で、斧を探してもどこにもありません。塀を乗り越えて侵入し斧だけ盗んでいったみたいです。そういえば以前にも、つるはしが行方不明になりましたが、やはり盗まれたんでしょう。こんなのは多分悪餓鬼がのしわざだと思います。

去年までは家の凶暴なボーダーコリーが守っていてくれたんですが、昨年末に亡くなってしまったので早く代わりの犬を見つけなければなりません。

と言うことで、オーストラリアでは防犯技術に関しては日本よりはるかに進んでいるところがあります。例えば、車の対盗難性評価ではオーストラリアの車はかなり高いです。一方日本車の評価はほぼ最低ランクのことが多いです。車のキーなんか日本では見たことの無いような変わった形をしています。コピー防止のためと思われます。またGM HoldenのCommodoreはキーにコンピュータが入っていて、車側のコンピュータと通信し、キーが入れられるたびにキー内のアクセスコードを書き換えて入るそうです。アクセスコードが合わないとエンジンはかかりません。複製したキーでは盗めないと言うことですね。

一方あほな防犯対策もあります。以前乗ってたフォードファルコンのカーステレオにはセキュリティーコードというのがついていて、一度電源が切れると正しいコードを入力するまで動きません。バッテリーがいかれて(ちなみになぜかファルコンのバッテリーは1年半ほどしか持ちませんでした。バッテリーを換えに来てくれたバッテリー屋もそう言ってました。間違いなく電気系統の設計がおかしいです。)つなぎなおすとカーステレオは動かなくなります。いちいちディーラーに出向いて、セキュリティーコードを教えてもらわねばなりませんでした。車に合わせてデザインしてあるカーステレオなんいか誰が盗むって言うんじゃい?

05/03/2006

先生ってこわ〜い

オーストラリアの小学校の先生は怖いです。当然物理的な罰は加えませんが、悪い子にはがんがん口で攻撃します。「生徒とはお友達!」なんて感じの日本によくありがちなアホ教師は見たことがありません。教師と生徒との関係はあくまで導くものと導かれるものとして一線が引かれており、友達ではありえない、と言うことがしっかり保たれていると思います(まあ中には女生徒とできちゃって、くびになったアホハイスクール教師もいましたが)。うちの子供の行ってた小学校に「魔女」とあだ名のついてめちゃくちゃ怖い先生がいました。彼らは大学生になった今でも、思い出すだけで怖いといいます。私は立派な先生だと思います。教師なんてものは生徒に嫌われても憎まれてもかまいませんが、なめられたら終わりです。

うちの子がいったハイスクールの入学式での校長の挨拶がとても印象に残っています。にこりともしない校長は開口一番「この学校では躾(discipline)が一番重要である。ルール違反は厳しく罰し決して見のがさない。」と言ったのです。一瞬にして会場に緊張が走ります。見事です。その後、ルール違反の場合の処分内容、最終的には放校処分にいたるまでの流れが説明されました。結局実務的な話ばかりで、最後まで笑顔無し、楽しく勉強しましょうなんていう無意味な言葉も無し。生徒は聞き漏らすまいと緊張しっぱなし。今まで聞いた中で最高のできの入学式挨拶ではありました。

05/03/2006

レイバイって何?

レイバイという変わった制度があります。例えばデパートとかK-Martなんかで買い物をするときいくらか費用を払うと商品を保管して置いてくれます。後でお金が入ったとき引き取ればいいのです。

これには2つの理由が考えられます。一つはオーストラリアは世界の田舎なので、商品があったときに確保して置かないといつなくなっちゃうかわかりません。無くなったら最後もう二度と入荷しないかもしれないのです。

もう一つはオージーはあまり貯金と言うものを持っていないみたいですね。銀行の口座はいつもかすかすのお金しか入っていないみたいです。特に住宅ローン持ちは口座がほとんど空状態のようです。たいした金額じゃないものでもレイバイに入れてるみたいで、最初私にはこの制度はまったく理解できませんでした。「そんなもん、現金で買えば良いじゃん。」って思ったした。でも考えてみれば、サラ金で借金をして買うのよりはるかに健全であり(全額払わないと商品を受け取れない。)、結構いいシステムかもしれません。使ったことが無いので、本当はどうかわかりません。私は家以は全て現金払いの人間なので。

05/03/2006

プライバシー感覚

日本人と西洋人ってプライバシーの感覚に微妙なずれがあります。よくオージーの家を訪問したときなんか、ベッドルームから何からみんな見せてくれます。また、家の中がちっともかたずいてなくて、洗濯物が干してあったりすることもままあります。これはどういう感覚なのか私にはよくわかりません。見せてもらうほうもなんか落ち着かないです。

日本人の場合、お客に寝室を見せるって結構抵抗がありますよね。またお客が来るっていうと、家の中をきれいにしますよね。

一方、日本人の場合出張先でホテルの部屋が無くてツインの部屋に2人で泊まるなんてそれほど抵抗は無いかもしれませんが、こちらの人間にはありえないことです。こっちの方は、良くわかります。個人の空間を確保するってことは個人主義の社会では当然の前提で、カップルでも無い大人(男同士のカップルって?)が同じ部屋で寝泊りするのは想像外と言うことでしょう。

19/02/2006

児童手当

以前ラジオを聞いていたら悲惨なニュースがありました。シングルマザーの母親が自分の誕生パーティーを友達と外で(バーだったと思います。)してるうちに家が火事になり子供 5 人が( 4 人だったかもしれない)焼け死んだと言うものです。で、驚いたことに、その子供たちの父親が全部違う男であり、もっと驚いたことには、その父親たちのほとんどが今刑務所に入っていると言うことでした。こうゆう状況って日本では考えられないですよね。

でも、私はピンと来ました。多分この母親は児童手当で生活しているんだと。オーストラリアでは子供を 5 人ほど産めば児童手当だけで生活できると言うことです。児童手当だけではなく、社会保障を悪用して働かないで生活している人がここにはたくさんいるようです。何人かの OZ (オージー、オーストラリア人は自分たちをこう呼びます。)の友人からこの類の話を聞いたことがあります。みんなとんでもないやつらだと怒ってましたが。私もこーゆー話を聞くとむちゃくちゃ腹が立ちます。飯の種として子供産むんじゃねーよ!そんな状態でまともに子供育てられんのか?生活保護に頼る人間を再生産しいてるだけなんじゃねーかって。

まあ、社会保障を充実していくと、このような不心得者が出てくるのはしかたのないことかもしれません。社会の安定性を維持していくために納税者が耐え忍ばなければならないコストなんでしょう。

01/02/2006

郵便配達

郵便は住所に配達されます。日本の場合は人+住所ですよね。表札に名前が無いと配達してくれませんよね。でもこちらでは住所のみに配達されるので、郵便配達は人の名前は見ません。表札と言うものもありませんので。で、以前の住人が郵便の転送の手続きをしていないと、以前の住人の手紙がぞくぞくと配達されてくることになり、とても迷惑です。このような迷惑メールは「ここにはいないよ。」って封筒に書いて郵便ポストに放り込んで置けば良いことになってますが、いっぱいくるとうんざりします。

以前の住人が突然顔を出し、来た手紙をとっといてくれなんてふざけたことを頼まれたことがあります。「何で俺がそんなことせにゃらんのだ!転送申し込め。」と言って相手にしませんでしたが。

01/02/2006

住所の表し方

日本では住所は土地に付いてますよね。でもここでは道路に付いています。実はこれはとても便利で住所から簡単確実に場所を探し出せます。日本方式の場合、住所がわかってもなかなか場所が見つけられないことが多いのと大違いです。

これは歴史、文化の違いから出てきていると思います。日本人は基本的に農民の発想なので、土地が非常に重要です。一方もともと狩猟民族たる西洋人には土地よりは道の方がずっと重要だということだと思います。

日本人にはにわかには信じられないことですが、こちらの不動産の広告には一戸建ての土地の広さがのっていません。

31/01/2006

大学授業料

大学は公立ですから授業料は安いです。国籍か永住権を持っていれば医学部でも年間 A$5,000 ~ 6,000 位。でも留学生からはしっかり取ります。年間 A$30,000 以上になるようです。

しかも国籍か永住権を持っていればその場で授業料を払う必要はありません。政府が無利子(ただし物価スライド有)で貸し出しをしてくれます。就職してから返していけばいいのです。いわば公的出世払いシステム。でもこれを悪用するやつもいるみたいで、例えば就職しないで収入無し言うことにするとか学校に行き続けるとか。どこの国とは言いませんが永住権取得者で卒業後、本国に帰ってしまうと言うのもあるみたいです。

31/01/2006

大学入試

オーストラリアには公立大学しかありません。入学試験は個々の大学でするわけではなくて、12年生(小学校入学のときが1年生でそのまま通してハイスクールまで数えます。)の時に受ける共通テスト HSC の成績と内申だけできまります。ちなみにオーストラリアの義務教育は10年生までで、このときに SC(School Certificate) のテストを受けます。 HSC の成績に基づいて州内での受験者を順序づけし上から何パーセントに入っているかという数値、 UAI(University Attendance Index) を出します。たとえば UAI 99 は上位1%に入ってるってことになります。

この UAI に基づいて希望の大学、学部に振り分けられます。

31/01/2006

大学進学率

オーストラリア人(ここではヨーロッパ系のことをこう呼ぶことにします。)はあまり大学に進学しません。私の同僚のエンジニアでも子供が大学に行ってるって方が少ないです。具体的な数字は知りませんが、進学率はかなり低いと思います。一方アジア系の移民ではほぼ進学はデフォです。何でオーストラリア人の進学率が低いのかと言うと簡単で別に行く必要が無いからです。オーストラリアの場合いわゆるトレード(大工、配管工、電気工事など)の待遇がかなりいいみたいで、あえて大学に行って勉強をする必要を感じないと言うことだと思います。

で、どうなるかというと、道路工事をしているのはみんなオーストラリア人で(ユニオンがアジア系を締め出しているのかもしれませんが)、医者なんかはやたらアジア系の移民が多かったりします。この労働者階級の待遇がいいと言うのはある意味非常に優れた社会保障で、オーストラリアが多民族国家であるにもかかわらず、あまり階級間の衝突が起こらないことの大きな理由だと思います。

28/01/2006

オーストラリアのお札

オーストラリアのお札って紙でできていません。なんとプラスティックなのです。とても丈夫です。

以前海で素潜りしていたとき海底で10ドル札を見つけました。どれだけ海中にあったのかわかりませんが、全く痛んでいませんでした。

26/01/2006

図形脳と言語脳

日本人と西洋人って考える方法が違うと思うんですね。ここの人間とうちあわせをしていていつも思うんですが、彼らはひたすら言語だけで思考しているんじゃないかと。面白いのは日本人は説明するためにすぐに図を描き始めます。これは、なにも英語ができないからというわけじゃなくて、図で思考しているからだと思います。一方西洋人はひたすら言葉だけで説明しようとします。エンジニアリング関係のことなんか図で説明したほうがずっと早くて簡単なのに、図で書けば1分ですむことをえんえんと時間をかけて言葉で言い表そうとします。私はこれらのことはほとんど図で思考しているわけで、言語思考なんかしていません。これを言葉に翻訳するのはとても大変で、非効率で、やってられません。図を描くしかありません。

彼らが言葉で言ってることも私は図形情報に翻訳しなければ理解不能です。で翻訳した図を「結局こういうことなんでしょう」ってホワイトボードに描いちゃいます。

この言語に対する偏執はどこから生まれるんでしょうか?彼らはどういう思考方法をしているんでしょうか?私には謎です。

26/01/2006

ユニオンの横暴(2)

前の「ユニオンの横暴」で書き忘れたんですが、たとえばある装置の調整試験をするときテストのためにちょっと電線の接続をはずすなんてことはよくあることです。こんな簡単なことも調整エンジニアが自分でしてはいけないのです。ユニオンに頼んで外してもらわねばなりません。エンジニアは調整用のドライバーしか持ってはいけないことになっています。規定以上のサイズのドライバーをエンジニアが持ってただけでユニオンが騒ぎ出すこともあります。しかもユニオンは制御盤に一部でも電源が入ってると作業しなので、電源を全部落とさなければなりません。ものによっては簡単に落とせないものがあるので大変です。テスト後、配線を元に戻すのもユニオンに頼まなければなりません。また余計な時間がかかります。

ということで海外から呼んだ高価なエンジニアがユニオン待ちのために遊んじゃう状態がしょっちゅう発生し効率はべらぼうに悪くなります。

26/01/2006

勤務時間

ホワイトカラーとブルーカラーの勤務時間帯が違います。ホワイトカラーは8:30から17:00なんかが多いですが、ブルーカラーは7:00から15:00なんて感じです。またホワイトカラーは昼休みしか取りませんが、ブルーカラーは午前中にティータイムがあります。まあホワイトカラーはいつでもコーヒーなんか飲めるわけでティータイムなんかいらなんいんですが。

ホワイトカラーとブルーカラーが一緒に仕事をしなければならんときはとても不便です。このような場合ホワイトカラーが妥協させられブルーカラーの時間帯に合わせます。ホワイトカラーに組合なんてありませんからね。

23/01/2006

英語がしゃべれなかったら

オーストラリアは多文化主義ということになっているので、英語以外をしゃべる人間に対するサービスが充実しています。窓口なんかで困ったことがあれば電話通訳という政府のサービスがあります。運転免許を取るときも英語がわからなければ政府が通訳を派遣してくれます。

病院などにも有料(安いです)ですが通訳派遣を頼むこともできまし、不動産屋との交渉などにも頼めます。

また一般にオーストラリア人は英語がしゃべれない人間にも辛抱強く対応してくれます。アメリカみたいに英語がしゃべれないと人間扱いされかねないといった風潮はありません。

23/01/2006

オーストラリアの皿洗い

普通皿洗いは皿洗い機でやるんですけど、オーストラリア人が手で皿を洗っているのを見ると日本人は誰でも(´△`) えっ?大丈夫と思ってしまいます。

オーストラリア人は洗剤の付いた皿をすすぎません。泡だらけのままふきんでふいてしまいます。どうしてすすがないのかと聞くとふきんで洗剤はふき取れるからいいのだといいます。(゜O゜)ヲイヲイとれるわけねーだろーが。

オーストラリア人の家に呼ばれたときなんか、ここの家の皿は大丈夫なんだろうか?と、とても心配になります。

23/01/2006

ゴースト工場

ゴーストタウンならぬゴースト工場のお話。

シドニーから、さほど遠くない町に大きな煙突がありました。いつ見ても煙が出ていないのです。町の人にその理由を聞いてみると、精錬所であったのだが、ある事件の後閉鎖されてしまったと言うことです。その事件とは:

労働組合:   給料をうんと上げろ!

経営側:    無理だ。この程度なら妥協できるがどうか?

労働組合:  そんな提案は受け入れられない。要求貫徹!

経営側:    とても無理だそんな要求をのんだら経営が成り立たなくなる。
          工場を閉鎖するしかない。

労働組合:   そんな脅しに屈するものか!やれるもんならやってみろ!

交渉決裂し、経営側はほんとに工場を閉鎖し、従業員は全員解雇されてしまいましたとさ。

21/01/2006

地獄のビジネスディナー

お客とよく飯食うことがあります。ぶっちゃけていうと、こいつが仕事の内で一番きついです。ともかく拷問です。長いんです。5時間6時間当たり前。7時から飯ということにしましょう。

7:00  レストラン付属のバーに三々五々メンバーが集まりだす。

8:00  テーブルに移動。

8:30  注文取。

9:00  前菜が出てくる。

10:00 メインが出てくる。

11:00 デザートの注文取。

11:30 デザートが出てくる。

12:00 一応終わり。

さらに別のバーにまわることも。

多分これはイギリスあたりの伝統じゃないかと思うんですが、レストランはお客にゆっくり会話を楽しんでもらうのがサービスということになってるようで、食事が出てくるのがやたらに遅いです。オーストラリア人はおしゃべりが好きだからいいんでしょうが、日本人にはちょっと耐えられません。疲れます。地獄です。オーストラリア人はタフです。とても付いていけません。

これから逃れるには、さっさと飲んだくれて酔っ払い、酒の力でお客としゃべりまくるというのが一番いいみたいですが、翌日二日酔いになるのが欠点です。

ということで、オーストラリアのレストランでは当然客は1回転しかしません。そのためか、うまくも無いのにレストランの料金は高いです。

21/01/2006

日本領事館、いいなー

以前普通の平日にシドニーの日本領事館にパスポートの書き換えに行きました。ところが事務所は閉まっています。なんでだー?と思って日本のカレンダーを調べてみると日本の祝日だったんです。こいつらオーストラリアと日本の祝日二重取りしてんのか?許せん!と言ったってなんかできるわけじゃないんですが。次に行った時に受付の人に「オーストラリアと日本の祝日両方取れていいでね。」っていやみを言っただけです。「日本の祝日全部休みなわけじゃなんですよ。」と言い訳にならないいいわけをしてましたが。

皆さん、日本外務省の在外公館に行くときは現地と日本のカレンダーのチェックをお忘れなく。あ、それと現金も。

パスポートの書き換え代を払おうとして何の疑いも無くクレジットカードを出すと

領事館: 「クレジットカードはだめです。」

私:    「じゃ小切手ね。」(オーストラリアでは小切手は良く使われています。)

領事館: 「小切手もだめです。」

私:    「じゃ何ならいいんだよ?」

領事館: 「現金のみです。」

私:    ( ̄◇ ̄;)エッ(はよいわんかい。)

このところ私は何でもクレジットカードですむので現金なんか持ちあるかないのです。そんなもんねーよー。もう銀行が閉まる時間じゃん。銀行に走ります。ぎりぎりで現金を引き出して払うことはできました。何でも現金なんて、裏金でも作ってんじゃねーのかと勘ぐる私はひねくれ者なんでしょうか?

いまどき交通違反の罰金だって電話一本クレジットカードではらえるのにどういうこっちゃ。

それにパスポート、ビザの発行が遅い。1週間かかります。オーストラリアの移民局にビザの更新に行くと30分もかからずその場でもらえます。

ちなみに会社のオーストラリア人がこのことを知らず、日本への出張ぎりぎりにビザを取りに行き、予約した飛行機に間に合わなかったことがあります。(今はオーストラリア人は日本にはビザ免除です。)

21/01/2006

政府の応答、すげー

10年以上前に会社へ車を転がしていたとき、ラジオで(2GBというニューストーク局で私はかなりデムパだと思います。いろいろなニュースなどに関してリスナーが電話で意見をのべる。)リスナーが電話をかけてきて、「子供の学校の教師が人間を殺すのは簡単だ、こうやればいいなどと生徒に言っている。家の子供はとても怖がっている。」みたいなことを言ってました。

それから30分もしない次のニュースでこのことが放送され州政府の教育相が調査に乗り出したと流していました。この応答の速さは何なんだ。正直ぶったまげました。日本政府ではありえないことです。オーストラリアはやたらに早く動くことが多く、法律、制度などしょっちゅう変わっています。状況に合わせてどんどん変わっていけるのはオーストラリアのそれなりにいいところです。

こんなのも危機管理なんでしょうが、オーストラリアのほうが日本より格段に上です。仕事でやばい国に行くはめになったらオーストラリア国籍をとったほうがいいんじゃないかと真剣に考えてしまいます。日本政府はいざと言うとき全く当てになりませんが、オーストラリア政府は税金を取ってるだけの仕事はします。

20/01/2006

オーストラリアの国民車

オーストラリアの国民車と言えば GM HoldenのCommodore と FordのFalcon です。どちらも4000ccクラスのエンジンを積んだフルサイズカー。まあ車はその国の国民性に合わせて発達するので、大雑把で(おおらかとも言う)、でかいもの好きなオーストラリア人の性格にあっているようです。私はこれらの「でかいだけがとりえ」と言った車は嫌いです。はっきり言ってあほな車です。どうして嫌いかと言うと:

  • 無意味にでかい。Uターン、駐車場の出し入れ、何をとってもとり回しがたいへんです。
  • 無謀にパワフル。グリップの悪いオーストラリアの舗装では雨でも降ればやたらすべりまくる。
  • 一昔ふた昔前のレベルのハンドリング。やたらにパワフルなFRでお粗末なハンドリングは非常に危険。Commodore はまだいいのですが、Falcon はひどすぎます。今のモデルは少しましになりましたが以前のはちょっと荒れたコーナーでは跳ねまくりどこに行くかわからない。雨の日のロータリー(こちらではラウンドアバウトといいます)では前輪がずるずる外に逃げていく。
  • 故障するのは当たり前。まあ4、5年も乗れば大きな修理を覚悟しなければなりません。私の同僚は4年間に2度オートマチックトランスミッシォンがお釈迦になり交換しました。Falconを新車で買ったんですよ。日本車では想像することもできません。
  • ガスを喰らう。4000ccで2tの重さがあるから当然。街中でリッター6kmは走らないだろうな。

以前カンパニーカーのFalconに乗ってたとき2回ほど事故を起こしてしまった。日本車では20年以上0だったのに_| ̄|○。一度は雨の日にスリップ→それカウンターじゃ♪→(/||| ̄▽)/ゲッ!!!レスポンス悪〜→ヤバ、カウンター当てすぎ→とっちらかる→ボンネット側面を電柱に当てる→見事ひっくり返ると言う事故をやり、死にかけました。このFalconはひどかった。ボディー剛性と言うものが全く感じられ無かった。ボディーがよじれてるのがけつで感じられ気持ち悪いし、スピードハンプと言う道路の出っ張りを乗り越えるときボディーがよれてオートマチックトランスミッションのフロアセレクタが前後に動くのが目で見えるんですよ。

金輪際Fordの車は買いません。出張でレンタカーを借りるときも"Anything but Falcon"って頼んでいます。でもレンタカー屋に行ったときFalconが出てくるときがあり、Free Upgrade等とレンタカー屋は言いますがえらい迷惑です。そんなもんDown Gradeじゃ。

GM Holdenは今までのV8 5Lのエンジン(普通のは6気筒4LですがV8版もあります。)を6Lにあげると発表しました。この石油高のご時世に何を考えているのやら。いまだにこちらの車メーカーは、パワー!パワー!うちのはXXX馬力なんて時代遅れのコマーシャルを流してます。

最近これらフルサイズカーの中古車価格が暴落していると言う新聞記事がありました。当然です。オーストラリアの自動車工業の未来は限り無く暗いと思います。

ちなみにオーストラリアの車屋に小型車の開発能力はありません。小型車は全て輸入してす。

17/01/2006

メルボルンの有料道路

メルボルンでは車で市内に入るだけで料金をとられます。それに有料部分がやたらややこしく、どこらかどこまでが有料区間なのか、にわかには理解できません。有料と言っても料金所は一切無く、日本で言うところのETCオンリーです。

で、ETCをつけていない車が有料区間に入ったときはどうなるのか?これが結構進んでいるのです。TVカメラで車のナンバープレートを撮影し画像処理で自動的にナンバーを抽出。車の所有者は3日以内にインターネット経由または電話で料金を払うことになっています。もし3日以内に払わないと交通違反のチケットが送られてくるそうです。

なお、この料金ステーションはスピード違反の取り締まりも兼ねているようです。しかも2〜3Km/hのスピードオーバーでもぱくられる可能性があります。実際2Km/hオーバーでぱくられた人がいます。シドニーでは10Km/h以下だと大体大丈夫ですが。これもメルボルンで車を転がしたくない理由の一つです。

シドニーはこのシステムの導入に関しては数年メルボルンに遅れをとりました。最近開通した高速道路でやっと導入されました。また無しで通ったときのやり方が違います。シドニーでは車の所有者に通行料+管理費の請求書が送られてきます。

17/01/2006

メルボルンの右折

メルボルンでは路面電車が発達しています。てっ言うかシドニーが早々となくしてしまっただけですが。で、路面電車がある道での右折の仕方なんですが、我々シドニー人から見るととても変わっています。下の図で信号Aが青で、Bが赤としましょう。Bのほうに右折したい車はなんと道路の真ん中に寄るのではなく図の位置で止まり信号が変わるのを待ちます。信号Bが青になったらそこから急激に小回りして右折します。この状態で右折車が多いときは道を塞いで数珠繋ぎになりとても壮観です。シドニー人がメルボルンで車を運転すると、わけがわからず混乱し危険です。

17/01/2006

ユニオンの横暴

実は今オーストラリアの某、国家的(のはず)プロジェクトにかかわっています。サイトはビクトリア州にあります。ここのユニオン(労働組合)はシドニーのあるNSW州に比べるとめちゃめちゃ強いみたいでいろいろ、けったいなことが起こります。

デマーケーションというのがあって(NSWでは聞いたことが無いです。)ユニオンによる作業の種類が細分化されています。デマーケーションとは縄張りという意味ですが、労働組合に関してのみ使われているようです。われわれの仕事では、リガー、フィッター、エレクトリシャンがかかわってきますが、リガーは重量物の運搬、フィッターは機械の据付、エレクトリシャンは電気工事という感じみたいです。

たとえば、モーターを据え付けるとするとまず、リガーが移動クレーンでモーターを据え付け場所に置きます。ここでリガーの仕事は終わり、次にフィッターが位置だしとボルト締めをしてモーターを固定します。ここでフィッターの仕事は終わり、次にエレクトリシャンが電線をつなぎます。ここではいわゆる多能工的なものは存在しないようです。

リガーは割りと数が少ないみたいで、各所でとりあいが起こります。リガーを確保できないと、フィッター、エレクトリシャンがいても作業を始められません。みんな遊んじゃいます。たとえフィッターがクレーンの免許を持っていてもリガーのユニオンに入っていないと作業はできません。やたら待ち時間が増えます。
当然結果は非常な生産性の低下と工期のもろ遅れです。

まあこんなのはましなほうで、私が心底あきれたのは、納入された用品のダンボールを自分で開けてはいけないと言われてたときです。ダンボールを開けるだけでもユニオンの人間を見つけてきて頼まなければなりません。(ヲイヲイいいかげんしてくれ)組合員を探している間みんなで来てくれるのをボーっと待ちます。

また非常に特殊なもので組み立てには専門家が必要なものがあります。当然現地のユニオンの人間にはできません。それでもユニオンは組合員がその場所にいなければならんと主張します。外国から来た専門家が仕事をしているよこで組合員は当然、暇で手持ち無沙汰です。しばらくするとどっかに行っちゃいます。

それでこのユニオンとのお約束を守らなかったらどうなるか?お決まりのストライキでさらに工期が遅れます。ここビクトリアでは泣く子とユニオンには勝てないのです。

そういえばNSWではストライキと言う言葉をほとんど聞かなくなりました。以前はよくあったのですが。

こんなことをやっていて、この大競争時代にビクトリア州は生き残れるのでしょうか?もし私が企業経営者でオーストラリアに工場をつくるのであれば、絶対にビクトリアには作りません。NSWにします。

さいごに、個人としてみればユニオンの人たちは皆とてもいい人たちばかりです。

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